海外生活

留学生の住宅事情|時と場合に応じて住む所を変えよう

ルームメイト

以前の記事ではアメリカの住宅事情について、ひとつずつ詳しく説明しました。

おさらいですが、アメリカでの主な住み方は寮、ホームステイ、アパートの3種類に別れます。

「それぞれメリット・デメリットがあって、どれにしたらいいのか分からない・・・。」

という疑問を抱いた方も多いかと思います。

ここまでそれぞれの住み方の特徴を説明しましたが、同じ場所にずっと住むのは賢い選択とは言えません。

全ての住み方を経験した私からすると、

最初はホームステイか寮、アメリカの生活に慣れてきたらアパートに移るのが賢い選択です。

今回は私がなぜそう思ったのかを発信していきたいと思います。

ちなみに私が住んでいるラスベガスの話ですので、都市部のニューヨークやロサンゼルスでは別の方法が賢い選択かもしれません。

アメリカに来た最初

アメリカ行き

最初はどこに住んだら良いのかも分からず、渡米してくる学生も多いと聞きます。

自分の住むところが決まるまでは、ホテルに滞在している留学生もいるというのですから驚きです。

どこから手をつければいいのかさえ分からない学生も多いと思うので、先ずは寮かホームステイを選びましょう。

というか、アパートの選択肢はここではオススメしません。

理由としては、

  • アパートを借りる際に残高証明が必要なため、銀行口座を開設しなければならない。
  • 1人で住むとなると、他の住み方に比べ割高になる。
  • 知らない人とルームシェアも可能だが、不安・ストレスが溜まる。
  • 学校の近辺のアパートは治安が悪いことが多い。

などが挙げられます。

こんなあなたはホームステイを選んでください

  • どんなことよりも、先ずは英語力を伸ばしたい
  • 自分だけの部屋が欲しい
  • アメリカの家族と住んでみたい

こんなあなたには寮での生活をオススメします。

  • 友達を沢山作りたい
  • 学校の勉強に集中したい

実際に私がアメリカに来た時に住んだのは寮でした。

私の場合は日本に通っていた時の語学学校が既に選んでくれましたが、住むところを選ぶのは非常にストレスが溜まります。

特にアメリカに来たばかりの時はすることが山ほどあるので、住むところは少しお金が高くてもさっさと決めてしまうのが吉です。

寮は所詮長くても4ヶ月の契約なので、学校が始まってしまえば4ヶ月などあっという間です。

アメリカの生活に慣れて来たら

会話 アメリカ

さすがに3-4ヶ月もすれば、アメリカの生活にもだんだん慣れてくるでしょう。

そしたら次はアパートでルームシェア、それが出来ないのであれば住んでいるところを変える必要はありません。

アパートでルームシェアをすることで、お金を一番節約することが出来ます。

4年間留学する学生も多いと思うので、節約できるところはどんどん節約していきましょう。

ルームシェアをするにも、ルームメイトが必要なので最初の4ヶ月でルームメイト候補を探しましょう。

ここでやって欲しくないのが、日本人をルームメイトにすること。

日本人を選ぶと日本で生活しているのとそんなに変わらなくなってしまうので、まだアメリカの来たばかりの皆さんには外国人と住んで欲しいです。

オススメは別の国からの留学生を選ぶこと。

韓国、ベトナム、台湾などは親日の人が多く、性格や生活スタイルも似ているので他の国の学生と比べると非常に住みやすいです。

現に私も最初のルームメイトは韓国人のブラッドでした。

彼とは1年以上同じアパートで住みましたが、私よりも日本人らしく気を使う人で本当に住みやすかったです。

最初の学期では必ずと言って良いほど留学生同しの交流会などがあるので、そこで友達を作り、ルームメイトを探しましょう。

同じことを考えている留学生も多いので、見つけるのはそんなに難しくないです。

もし目ぼしいルームメイトがいないなら日本人と住むより、寮かホームステイに留まるのが賢明です。

日本人と住むと、アメリカに住んでいるのに英語を使わなくなりますのでご注意してください。

私は寮生活の後に選んだのが、ホームステイでした。

リノという街からラスベガスに引っ越しましたし、アメリカ人の家族と住んでみたかったので4ヶ月間ホームステイをしました。

この時期に私の友達はアパートに住み始めていましたが、私は自分の英語力のなさを身をもって感じていたのが大きな理由です。

英語力に自信がないのなら、自ら日本語を使わない環境に置くのは非常に大切です。

この時点である程度アメリカの生活にも慣れてくると思いますし、英語力に自信がついてきたらアパートを選択する方が、自由ですしお金も節約できます。

2年目以降

この時期までくると学業以外(仕事、クラブ活動など)にも興味が湧いてくると思います。

そこで重要なのが、自由度です。

銀行の口座開設も終わっていると思いますし、そろそろアパートでルームシェアをしたい所です。

やはりルームシェアが自由度も高く、お金も節約できるので一番オススメです。

もちろん日本人以外の方が、英語力は伸びますが、外国人に固執する必要はありません。

英語もある程度は話せるようになってきますし、住みやすさを重視する方が学業以外に集中できるでしょう。

私も最初は日本人と住まないようにと意識していましたが、英語も話せるようになってきたことや、日本人か外国人かという表面上だけで付き合うのは損をしていると感じたため、外国人と住むことに固執しなくなりました。

日本人でも熱い夢があって、一緒にいると刺激をもらえる人もいますし、逆に外国人でもゲームばかりする人や、友達を家に毎回呼んでパーティーばかりする人もいます。

大事なのは、日本人・外国人という表面上だけでくくるのではなく、その人の内面を見ることだとこの時期になって私は学びました。

まとめ

  • アメリカに来た当初は寮かホームステイ
  • 徐々にアパートでルームシェアを出来るようにルームメイトを探し準備をする。
  • 自由度が一番高く、お金を一番節約出来るルームシェアに最終的に移行していく。

ルームシェアはお金を節約できますし、なによりルームメイトが留学生活中の心の支えになります。

私のルームメイトは韓国人から始まり、タイ人、日本人2人、アメリカ人、現在は2人の日本人ルームメイトがいます。

日本の家族と離れての生活は寂しいかもしれませんが、ルームメイトがいればその寂しさも和らぎます。

やはり家に帰って来た時に、自分の信頼する誰かがいるというのは落ち着きますし、自分のやりたいことに集中できるでしょう。

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ムネ

ネバダ州立大学ラスベガス校卒。現地の会社からE2ビザを取得しラーメン屋店長になるも、2年後にコロナで解雇。ロスに引っ越すもそこで不法滞在となる。日本への一時帰国を経て現在はサンディエゴのレストランで働いています。 Facebookページから最新記事をお知らせ
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