海外ドラマ

私が海外ドラマ”The Office”を20回以上繰り返し観ている理由

michael scott members

あなたは、ザ・オフィスというアメリカのドラマをご存知ですか?

まだ観たことがないと言う方は、こちらで大まかに説明していますのでこの記事を楽しむためにも、一度読んでいただければと思います。

私もアメリカ生活6年目、数々のアメリカのドラマを観て来ましたが、このザ・オフィスだけは飽きずに今でも観ています。

色んなドラマを観て英語を勉強するのもいいと思いますが、一つ自分の気に入ったドラマがあったら繰り返し観ることをオススメしています。

ドラマのシーンとセリフをセットで脳にインプットすることで、同じような場面にでくわした時に反射的にそのセリフが英語で出てくるようになるからです。

ドラマを繰り返し観るのにはもう一つの理由があり、それはドラマを深ぼりして理解できる所にあります。

当初はただのコメディーと思いザ・オフィスを観ていましたが、20回以上繰り返し観るようになり、ようやくこのドラマから気づきが生まれ、自分の仕事に活かせるまでになりました。

私がこのザ・オフィスを何十回も繰り返し観ることで学んだのは、主人公マイケルの従業員愛です。

マイケルはダンダーミフリン(製紙会社)のスクラントン支部のマネージャーで、彼は自分の従業員を家族のように接します。

ダンダーミフリンはスクラントン支部の他にも5つほど支部があるのですが、マイケルのお陰かスクラントン支部の社員は皆仲が良く、結果として会社の支部の中で1番の売り上げを上げるわけです。

自分の社員を家族のように愛を持って接することで、社内の雰囲気が良くなり業績も良くなる。

そんなの所詮ドラマの中の話でしょ・・・

と思われるかも知れませんが、私も同じように自分のレストランで従業員に愛を持って接しようと意識した所、お店の雰囲気が本当に良くなり従業員が辞めない職場を作ることが出来ました。

今回の記事ではマイケルの従業員愛を感じるエピソード、オフィスから一番学んだことを紹介して行きたいと思います。

マイケルは愛に溢れるマネージャー?

マイケルの無神経な行動のせい従業員が迷惑したり、周りが傷つくような笑えないジョークを言ったりすることがドラマの中で目立ちますが、彼は自分の従業員を家族のように接する愛に溢れるボスです。

スクラントン支部セールスマンのスタンリーが、給料が上がることを理由にユティカ支部に移ると言った時には、スタンリーを引き止める為に自分がユティカ支部に変装して乗り込みユティカ支部を爆弾で爆破しようと試みました。

結局この作戦は失敗に終わるのですが、スタンリーはマイケルがそこまでして残って欲しかったのかと気づき、スクラントンに残ることを決めるのです。

従業員を愛してやまないマイケルだからこそ、別の支部を爆破してでもスタンリーを引き留めたかったんですね。

また受付で働くパムが自分の描いた絵を美術展に出すシーンがあります。

正直パムの絵はそれほど上手ではなく、周りから辛口コメントを言われ彼女は自信を失っていました。

オフィスから誰も自分の絵を見に来なかったこともあり、片付けを始めようとした所マイケルが遅れて現れます。

そしてパムが描いたオフィスのビルの絵を見てマイケルが言うんです。

この絵いくらで売ってくれる?だって俺たちの働くビルだろ。

こんな絵を描くなんて誇りに思うよ。

自信を失っていたパムはそれを聞き、涙目になってマイケルにハグをするというシーンです。

https://twitter.com/office_posts/status/772551077325598720?lang=en

従業員の美術展にも足を運ぶ上司なんて、最高じゃないですか?

従業員が興味のあることに興味を持つことって愛だなと感じました。

マイケルの従業員愛を感じるシーンはこちらにまとめていますので、ぜひご覧下さい。

従業員を家族のように接したからこそ、マイケルは従業員から愛されるマネージャーだったのだと思います。

ザ・オフィスから一番学んだこと

ザ・オフィスを何十回も観て学んだことは主人公マイケルの従業員に接する姿勢でしょう。

いい意味で仕事とプライベートに関係なく従業員と接し、従業員を家族のように接する姿から学ぶことが多かったと感じます。

1人1人従業員の誕生日パーティーを開き、従業員が他の支部に移るのを全力で止めようとし、従業員が出展した絵の美術展にも顔を出すマイケル。

ジムとパムの婚約を知ったシーンでは、自分の息子が婚約したかのように喜び、ジムが倒れるくらいハグしました。

マイケルの愛が痛いほど伝わります。

ドラマの中でのマイケルの言動は現実世界では訴えられてもおかしくない事ばかりですし、もちろん彼が行った全てが正しいリーダーシップだとは思いません。

ただ彼の従業員に対する愛は見習うところがあるでしょう。

こんなに愛してくれる上司がいる従業員は幸せだなと思い、私もそんな上司になれるよう従業員に愛を注いでます。

"People will never be replaced by machines. In the end, life and business are about human connections."

人間は機械には代えられないだろう。最終的にビジネスは人と人の繋がりなんだ。

これはマイケルの格言です。

仕事だけでなく、同じドラマを何度も観ていると自然と自分の日常生活に活かせるような考え方、ヒントに出会うことがあります。

私は色んな海外ドラマを観るよりも、同じドラマを繰り返しみることをオススメしています。

まとめ

  • 私がザ・オフィスから学んだのは主人公マイケルの従業員愛。
  • ドラマを何度も繰り返し観ることで、コメディーだけの部分だけでなくそのドラマを深掘りし自分の仕事や日常生活に活かせる学びを発見できる。

皆さんにも気に入った海外ドラマがあったら、ぜひ繰り返し観ることをオススメします。

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

YouTube始めました!

 

 

ムネ

ネバダ州立大学ラスベガス校卒。現地の会社からE2ビザを取得しラーメン屋店長になるも、2年後にコロナで解雇。ロスに引っ越すもそこで不法滞在となる。日本への一時帰国を経て現在はサンディエゴのレストランで働いています。 Facebookページから最新記事をお知らせ
詳しいプロフィールはこちら

-海外ドラマ

Copyright© 留学応援団 , 2024 All Rights Reserved.