アメリカで社会現象を巻き起こしたコメディドラマ、“ザ・オフィス”をご存知ですか?
まだザ・オフィスを観たことがないという方はこちらの記事を参考にして下さい。
ドラマのみどころ、英語学習法、各キャラクターを紹介しているザ・オフィス大好きの私ですが、今回はスティーブ・キャロル演じる主人公マイケル・スコットを紹介します。
この記事を読めば、マイケルがこんなキャラクターというのが掴めると思います。
もくじ
子供っぽい
マイケルはダンダーミフリン社スクラントン支部マネージャーですが、彼は本当に子供っぽいです。
精神年齢は小学校3年生と言ったところでしょうか。
私が彼を子供っぽいと思うのには、いくつかの特徴があります。
仕事中に遊ぶ
彼は職場だろうがおかまい無しに遊びます。
従業員が仕事中にはオフィス内でアメフトのボールを使ってキャッチボールを始めました。
オフィス中でプラスチックのチューブを繋げ、中にハムスターを入れて遊ぶなんてこともやりました。
わがまま
オフィスでクリスマスパーティーを開いた時です。
従業員同士でプレゼント交換を行なっていた時ですが、自分のもらったプレゼントが気に入らず勝手にルールをシークレットサンタからヤンキースワップに変えてしまうのです(動画~2:00まで)。
泣き虫
こちらのシーンでは従業員のオスカーをゲイとバカにしたくせに、自分のことをバカにされて泣いてしまいました。
さらに最後は仲直りのキスをしようと言い出します。
やりたくないことは先延ばす
これがマイケルを子供っぽいと思う最大の特徴だと私は思います。
ジムが作った“マイケルがどのように時間を過ごすか”という表では”Procrastinating(ぐずぐずしてやらない)”が一番大きく描かれています。
マイケルはやりたくないことはとことん先延ばします。
タイムカードにサインする、買った備品のサイン、支払った経費のサイン、マイケルがやらなければいけないことは自分の名前をサインするだけなのですが、マイケルはこれをするもの先延ばします。
1年間に一度、この全てが重なる金曜日があり、マイケルは最後の最後までやらずに先延ばすためパムはこれを“Perfect Storm(パーフェクストーム)”と呼んでいます。
愛に溢れる
マイケルには良いところもあります。
生き物に対して愛に溢れているところが、彼の特徴の一つでしょう。
子供が大好き
彼は自分の子供、他人の子供に関係なく子供が大好きです。
道端で他人の赤ちゃんを抱きかかえるシーンや、最終話では自分の子供の写真を撮りすぎて一台の携帯に収まらず、携帯を2台持っているシーンをドラマの中で見ることができます。
子供好きの彼女が欲しくて出会い系サイトに登録した時は、自分のユーザー名を“Little kid lover (小さい子供好き)”にしています。
Little kid loverという名前は、アメリカでは小さい子供に興味がある変態者と勘違いされますので、使う時は注意してください。
動物への愛
こちらのシーンでマイケルは、ビルの入り口にぶつかって死んだ鳥の火葬を会社の駐車場で行いました。
人、動物に関係なく生き物全てに愛があるのがマイケルの良いところです。
従業員への愛
マイケルの1番の特徴と言っても良いのが従業員に対しての愛です。
彼は従業員を自分の家族のように接します。
彼の従業員愛が伝わるシーンをこちらにまとめていますので、是非どうぞ。
仕事がめちゃくちゃ出来る
マイケルを散々子供っぽいだのと言いましたが、彼は仕事が出来るビジネスマンなんです。
彼がマネージャーになる前は営業マンとして働いていましたが、“Top salesman of the year (年間最優秀営業マン)”を2年連続で受賞しています。
彼が仕事が出来る理由の一つに交渉力があります。
普段はだらしないイメージのマイケルですが、交渉となると話術が非常に上手です。
こちらのシーンでは、自分で作った会社(Michael Scott Paper Company)が赤字で倒産寸前の時に、ダンダーミフリンの社長デイビットに交渉し、買収されることに成功しました。
これでマイケルは赤字倒産を免れ、パム、ライアンと一緒に三人は元の仕事に復帰することが出来たのです。
そして想像力が豊かで行動力がある点も、マイケルが仕事を出来る要因の一つでしょう。
彼は自分のアイディアがいいと思ったら失敗を恐れず実行します。
彼の大成功したアイディアの一つに“ゴールデンチケット”というものがありました。
ゴールデンチケットについては長くなるのでこちらで紹介しています。
このアイディアもそうですし、マイケルの凄いところは失敗を恐れずに、新しいアイディアを行動に移して挑戦し続ける点です。
結果として、他の支部が売り上げに伸び悩む時に、彼が率いるスクラントン支部は会社内で1番の売り上げを上げるのです。
普段はおちゃらけているマイケルですが、意外と仕事の出来るボスなんですよ。
まとめ:マイケルはこんな人
- 子供っぽい:仕事中にも遊び、わがままで、自業自得で泣くこともしばしば。やりたくないことはギリギリまで先延ばす。
- 愛に溢れる:子供、動物、従業員、生き物全てに対しての愛が凄い。
- 仕事ができる:交渉話術に優れた元トップセールスマン。失敗を恐れず、新しいアイディアがあれば挑戦し続ける。